楽天証券より、質問「ロールオーバー出来ない?」の回答を早速、頂きました。
前回の記事で、現行NISAの「ロールオーバー」の件について
証券会社に問合わせていると書きましたが、
質問のメールを送った当日に早速、回答頂けました!
問合せの内容は
「来年から、つみたてNISAで投信の積み立てをはじめると、現行NISA口座内で運用している分を、新たなNISA口座にロールオーバーすることはできなくなる」
との情報に対する疑問点です。
私的な内容はありませんし、共通の疑問を持たれている方にも役立つ情報と思われるので、質問・回答をご報告したいと思います。
かなり長くなるので、とりあえず先に結論だけ言うと、
現在「一般NISA」で運用したまま、
2018年から「つみたてNISA」に変更しても、5年の非課税期間終了の翌年にあたる年のNISA口座を、「一般NISA」を選択すれば、「一般NISA」の非課税枠へ移行することは可能。
との回答でした。
これだけだと分かりづらいと思いますので以下に回答の詳細を載せますね。
質問と回答
まず先に、現在つみたてNISA口座申込が始まったばかりで、大変忙しいと思われる時期にも関わらず、迅速・丁寧にご回答頂いた、楽天証券さんに感謝とお礼を申し上げたいと思います。
本当にありがとうございました。
では早速ですが、ご報告です。
※下手にまとめて私の変な解釈が入った、間違えた情報になってはいけないので「原文まま」で載せています。
【私の質問】
つみたてNISAと一般NISAの選択・運用について。
現在、一般NISAで運用しています。
1)来年から「つみたてNISA」を選択しても、非課税期間の5年はそのまま運用できるとのことですが、5年後に再度「一般NISA」を選択すれば、ロールオーバーは出来るのでしょうか?
例)
2017 一般NISAで購入(購入はこの年だけ)
2018 つみたてNISA
2019 〃
2020 〃
2021 〃
2022 一般NISAを選択 ロールオーバーで再度5年運用可?
2)「つみたてNISA」を選択しても、「一般NISA」の運用は5年出来るとのことですが、反対に、
「つみたてNISA」で積立てたものを売却せずに保有しながら、次の年に一般NISAを選択することも可能なのでしょうか?
または「積立は定期的にしなければならない」とのことなので「一般NISA」を選択する前年には全て売却する必要があるのでしょうか?
1)の例の場合、2021年に全て売却。若しくは保有したまま、2023年に再度「つみたてNISA」を選択することが出来るのか?
初歩的な質問ですが、調べても分からず、質問させて頂きました。
【回答】
平素より楽天証券をご愛顧いただきまして、誠にありがとうございます。お問い合わせの件につきまして、ご案内申し上げます。現行の一般NISA口座は、2023年まで、毎年120万円分の非課税枠が設けられ、NISA口座の非課税期間は、それぞれ買付けされた年から最長5年間となります。
つみたてNISA口座は、2037年まで、毎年40万円分の非課税枠が設けられ、NISA口座の非課税期間は、それぞれ買付けされた年から最長20年間となります。
※投信積立のみご利用可能です。
両者とも、非課税期間内であれば、買付けされた残高を各口座区分に保有したまま、翌年のNISA口座区分変更をおこなっていただけます。
2018年のNISAを「つみたてNISA」に切替した場合、2018年にNISA口座で
新規買付することは、「つみたてNISA」のみとなります。2017年以前に一般NISAで保有なさっている商品は、継続して一般NISAで保有いただけます。
ご認識のとおり、一般NISAで買付後、5年間の非課税期間に売却なさらなかった場合は、一旦、非課税での運用が終了しますが、
特定口座、一般口座に移すことや新たな翌年の一般NISA枠に引き継ぐことが可能です。※引き継ぐ際は「時価」で持ち越しとなります。
しかしながら、現行の「一般NISA」から「つみたてNISA」に変更いただいた場合、「つみたてNISA」での新規投資が対象となるため、「一般NISA」で保有している商品を移行することはできかねます。
「一般NISA」で買付けされたあと、翌年から「つみたてNISA」にご変更された場合でも、「一般NISA」における5年間の非課税期間終了の翌年のNISA口座を、「一般NISA」とご選択いただければ、非課税期間が終了した「一般NISA」の残高については、移行が可能となります。
お問い合わせの例で、2017年に「一般NISA」で買付けされた商品は、
2021年までが非課税期間となります。2017年に「一般NISA」で買付けされた商品につきましては、
2018年から「つみたてNISA」にご変更いただいておりましても、
非課税期間終了の翌年にあたる、2022年のNISA口座を、「一般NISA」
とご選択いただくと、2022年の「一般NISA」の非課税枠へ移行することが可能です。
恐れ入りますが、ロールオーバーについては、現在のところ、
お手続きの詳細をご案内することができかねます。詳細が決まりましたら、今後、弊社WEB等にてご案内いたします。
何卒ご了承くださいますようお願いいたします。
一般NISAと、つみたてNISAにつきましては、併用はできませんが、
年ごとにいずれかを選択することが可能です。
なお、一般NISAとつみたてNISAいずれかを選択後、お取引された場合、
翌年まで区分変更(一般NISA⇒つみたてNISA、つみたてNISA⇒一般NISA)はできません。
また、再投資型の投資信託をお持ちで、
区分変更(一般NISA⇒つみたてNISA、つみたてNISA⇒一般NISA)
された場合、変更した非課税口座(一般NISAやつみたてNISA)
ではなく、一般口座か特定口座で再投資がおこなわれますので、
ご注意ください。
今後とも楽天証券をお引き立ていただきますよう、お願い申し上げます。楽天証券株式会社
カスタマーサービスセンター
上記の通り回答を頂き、
最初に自分で考えていた利用方法で大丈夫だった事が確認できました(*'▽')
疑問があれば質問した方がいい
いかがでしたでしょうか?
といっても、私の疑問に対しての回答だったので、
これだけでは分からない方もたくさんいると思います。
「一般NISA」利用年数、投資額の多少や、運用スタイルなど、
それぞれ投資家によって異なるので、全く違う疑問が出てきますよね。
でも今は、新しい「つみたてNISA」の周知で大変な時期です。
この段階で、限りなく考えられる個々の問題に対して、
具体例をあげて説明して欲しいというのは難しいのでしょうね(>_<)
「一般NISA」と「つみたてNISA」どっちを選択するか、もしくはどちらも使わずに特定口座で運用か?
それぞれでメリット・デメリットがありますから、悩ましいところです。
来年実際に「つみたてNISA」が始まって様子をみてから、ゆっくり決めるのもありですし。
むしろその方が良さそう…
ですが、いずれにしても疑問があれば、早く解決できるに越したことはありません。
電話とかメール、ちょっと手間かもしれませんが
「私の場合はどうなるんだろう?」と疑問がある人は、各金融機関のサポートセンターを利用する事おススメしたい!
今回の楽天証券さんのように、こちらからアクションを起こせば丁寧に対応して頂けると思いますよ。
そしてなにより直接聞けば、間違いがないですからね(*´з`)
私はネットで知った情報を、自分勝手に過剰解釈したことがダメでした。
って、私の前回の記事も、自分が良く分からない状況で混乱したままで終わってました。
なので読んだ人を不安にさせてしまったかもしれません。
この回答をもらってから書くべきだったと反省です…。
お読みいただいた方々、これからも失敗を繰り返すかもしれませんが、
どうぞよろしくお願いします!
しかし、改めて自分の質問メールを読んで
稚拙な文章だと気付かされ、情けなく思った件でした…(;´Д`)