インデックス投資の重要ステップ「アセットアロケーション」作り!の前に、現状把握が大変だった件。
前回は私がインデックス投資を選んだ理由を書きましたが、今回はいよいよインデックス投資実践編ですっ(*´з`)
え~、みなさんは「アセットアロケーション」って言葉知ってましたか?
私は何年も投資をしてて知らなかった(>_<)
「アセット」=「資産」、「アロケーション」=「配分」
つまり「アセットアロケーション=資産配分」とのこと。
「資産配分??」謎が謎を呼ぶ。
しかし、実はこれが投資において、とんでもなく重要な存在だったんです!
投資の結果を決めるのは「どの株を」「いつ買うか」ではなく、この「アセットアロケーション」だというではないですか。
なるほど。私がこれまでの投資で痛い目を見たのは「アセットアロケーション」なるものを知らなかったからなのかも(笑)
とにもかくにも、そんなに重要ならば早速「アセットアロケーション」を考えていかねば~(*´з`)
前回紹介しましたが、私がインデックス投資を知るキッカケとなった本、山崎元氏と水瀬ケンイチ氏の共著である
「全面改訂 ほったらかし投資術~インデックス投資運用実践ガイド」
インデックス投資初心者の私。
実践にあたってはこの本と、著者水瀬ケンイチ氏のブログ「梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー」をはじめ、インデックス投資ブロガーさんの記事を大いに参考にさせてもらっています!
ブログリンク↓
インデックス投資の具体的方法 8ステップ - 梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー(インデックス投資実践記)
アセットアロケーションとは?
資産にはイロイロなものがあります。
具体的には「現金」「国内株式」「外国株式」「国内債券」「外国債券」など。
自分の資産をどのカタチで、どれくらいの配分で持つのか?
この資産配分こそが、投資結果を左右する「アセットアロケーション」でした。
この「アセットアロケーション」の何がそんなに重要なのかというと…
値動きが違っている資産を複数組み合わせて持つ事で、リスク・リターンをコントロールすることが出来る!
それが結果、資産運用の成否につながっていたんですね~。
例えば、通常は株価が上がれば、債券の価格が下がります。
歴史の授業で聞いたことがあるかもですが、1987年10月19日の月曜日。
ニューヨークで「ブラックマンデー」と呼ばれる、下落率22.6%の株価暴落がありました。
これをキッカケに翌日20日には、日経平均株価も一気に14.9%の下落。
だけど、債券相場は逆に急反発となりました。
※参考文献:秀和システム
図解入門ビジネス 最新債券の基本とカラクリがよ~くわかる本[第3版]
この時、資産のほとんどを株式で持ってたら大きくマイナスです。でも、半分が債券だったらプラスとマイナスでダメージは少ないですよね。
私たちの年金積立金も「株式」と「債券」を中心に運用されています。
出典:厚生労働省ホームページ
資産には他に「不動産」や「金・プラチナ」などもありますが、これから投資を始めるならまずは「株式」と「債券」を基本に考えて良さそうですね(*'▽')
資産の分散、そしてその配分をどうするのか?
「アセットアロケーション」、奥が深そうですっっ。
生活防衛資金
「アセットアロケーション」がいかに投資において重要か分かり、早く決めたいところ。
なんですが、その前にまだするべきことがありました…。
水瀬ケンイチ氏は、著書「ほったらかし投資術」、そして自身のブログでもその大切さを度々伝えてくれているのが「生活防衛資金」の確保。
「生活防衛資金」とは、リストラや病気・事故などで収入がなくなった時にも、「心の安心」を保てるお金。
家族がいる場合はその「生活」を守る分も考える。
この「生活防衛資金」が充分にあることで、投資にじっくりと向き合えると言っています。自身が転職で8か月かかったことにも触れ、実感として書かれてます。
私も40歳を過ぎての転職経験があり、これには大きく頷くばかりでした。
30代前半の時はまだ、面接までは受け付けてもらえました。
しかし40代になると年齢を理由に、大半が応募さえ出来ないっ(*´Д`)
ひとり暮らしなので、家賃や光熱費がかかります。
ただそこに居て、生きて息をしてるだけでお金がどんどん減っていく。
だけど、その時に焦って適当な仕事を選んでしまっては、転職を決めた意味がなくなってしまいます。
幸い、その時はある程度貯蓄があったので諦めず転職活動を続け、希望する職種につくことが出来ました。それまで半年以上かかりました。
しかし、それからも未経験の仕事だった為パートで週30時間からのスタート。
約1年間、時給850~950円。手取り約10~13万円。
繰り返しますが、40歳過ぎのひとり暮らしです(笑)
(その後、社員になることが出来ました。収入自体は以前よりかなりダウンしていますが、私は転職をして良かったと思っています)
かなり脱線してしまいましたが、不測の事態にも対応できる「生活防衛資金」が必要だということ。
それがいくらかというのは、もう人それぞれですよね。
短かければ3か月、長い人だと2年半という意見まであるみたいです。
個人の求める生活レベルや家族構成、性格なんかでも全く違っってきますもんね。
私は生活費自体は、節約できる自信はありますが…。
う~ん、私は2年分ぐらいないとやっぱり不安かも。
なので私の「生活防衛資金」は2年分で、ひとまず決定!
そして、この「生活防衛資金」は当然、投資運用に回さないお金。
必要な時にはスグに引き出せる普通の預貯金に置いときます。
さぁ、生活を守る資金は確保しました。
残った当分は使う予定がないお金が、「運用に回すお金」です。
いよいよ「アセットアロケーション」か?
資産の現状把握
アセットアロケーション」=資産配分。
ということは、まずはその自分の資産が今どうなってるのかを、一切合切調べ上げる必要があります。
これが思っていた以上に、めんどくさかったんですよ~(*´Д`)
というのも、公共料金の引き落とし等、日常につかってる郵貯、会社で給与振込用として指定の銀行は別として…。
利率のいい定期預金利用の銀行1つ、便利なネット銀行が4つ、証券会社が3つ、そしてIDeco(イデコ・確定拠出年金)の口座を持っています。
合計9つの口座の預金、株式の時価評価額を一気に調べるのって結構大変!!!
普段はマネーフォワードという「資産管理アプリ」を使って、株価の動きもや預貯金の額は大体把握してるつもりでした。
だけど、「アセットアロケーション」では「国内株式」「外国株式」が何パーセントか調べなきゃいけないんですよね。
IDeco(イデコ・確定拠出年金)では、「グローバルファンド」つまり、全世界に投資してるファンドを買ってる。
それって、日本は具体的に何パーセントやねん!?
さらには、先進国・新興国まで分けるとなると‥‥。
うぉぉ~、訳がわからんわっ(ノД`)
今まで自分はちゃんと管理出来てると思っていたことが、ほんとに恥ずかしい…。
一から出直しですっ。
そして、これ以上は頭パニックなので中途半端ながら次回に続く。
私の「アセットアロケーション」はまだ遠かった(>_<)