大阪取引所 株式投資セミナーに行ってきました
【大阪証券取引所ロビーにある掲示板 】
写っていませんが、この掲示板の下には、NHKドラマ「あさが来た」でディーン・フジオカ演じる、五代友厚(大阪証券取引所の前身である大阪株式取引所の発起人)についての展示スペースもありました。
基礎講座と思いきや、意外と濃かった!
今回の株式投資セミナーの主な内容は、
企業業績の分析方法や景気の判断指標、新聞の株価欄の見方についてなど。
一応「基礎講座」だったんですが、参加者の大半が投資経験者だった為,
IPO(新規公開株式)やFX(外国為替証拠金取引)といった、
中級者向けかな?と思われるものまで話題が広がりました。
リスクの大きいFX…、私は実践するつもりはないなぁと思いつつ、
知らない世界の話を聞くのは楽しいものです。
1間半ほどのセミナーでしたが、講師ご自身の経験を交えて、
楽しくお話頂いたので、あっという間でした。
今回私が参考になったのは、
株を購入する前に見るべき重要なポイントとして挙げられていた、
「騰落レシオ」。
「騰落レシオ」とは、市場の過熱感(買われ過ぎ、売られ過ぎ)を判断する指標。
一定期間における、
値上がり銘柄数÷値下がり銘柄数×100
この比率が120%~130%以上で買われ過ぎ、60%~70%以下なら
売られ過ぎの目安になる、と学べました。
私は投資をやっていても、こういったテクニカル分析といわれるものは
苦手だったので無視してきたんですが…
自分で計算しなくてもすぐに分かるサイトがあったので
これ見るぐらいなら出来るわ~、と。
このチャートをみると、ここ3か月くらいは96%~112%の間を行ったり来たりしていることがわかります。
という事は、やや熱を帯び始めてるといったところでしょうか。
「買うなら慎重に、持っている分は利益確定売りを考えても良い時期かも」
といった判断が簡単に出来ますね~。
(当然、株価は何がキッカケで上がるか下がるかは分からないので、
あくまでも参考としてですが)
おススメ投資情報サイト「東証マネ部!」
今回のセミナーは、日本取引所グループJPXのホームページから申込みました。
こちらでは、初心者から経験者、学生向けなど、いろいろな方に向けたセミナーを
行っています。(有料の場合もありますが、無料のものがほとんど)
ほかにも、株式について学べる情報満載で、
特におススメしたいコンテンツが「東証マネ部!」。
「元棋士・桐谷さん『猛獣狩りから優待株の農耕生活に』」といった、
株主優待生活で有名な桐谷広人さんのインタビューだったりと、
面白く投資が学べるコラムが盛りだくさん。
私がインデックス投資に興味を持つキッカケとなった本の著者、
水瀬ケンイチさんもコラムで登場されていました。
この「東証マネ部!」Lineアプリもあるので
「株式の勉強始めたいな~」という方、セミナーに行けない方も、
通勤時にスマホで気軽に投資の勉強できておススメですよ!